瀬川裕美子:都市の境界 ~輝きと輝きの間の戯れ⇔戯れと戯れの間の輝き~
TFCC-2209
2022年12月9日発売
¥2,500(税込¥2,750)
<収録曲>
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J.S.バッハ : 協奏曲 ヘ長調 BWV978 - 第1楽章 Allegro
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J.S.バッハ : 協奏曲 ヘ長調 BWV978 - 第2楽章 Largo
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J.S.バッハ : 協奏曲 ヘ長調 BWV978 - 第3楽章 Allegro
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J.S.バッハ : イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971 - 第1楽章
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J.S.バッハ : イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971 - 第2楽章 Andante
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J.S.バッハ : イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971 - 第3楽章 Presto
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ショパン : マズルカ 変ロ長調 Op.7-1
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バルトーク : ミクロコスモス第6巻 ~「6つのブルガリア舞曲」より - 第150番
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バルトーク : ミクロコスモス第6巻 ~「6つのブルガリア舞曲」より - 第151番
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ショパン : マズルカ ハ長調 Op.56-2
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バルトーク : ミクロコスモス第6巻 ~「6つのブルガリア舞曲」より - 第152番
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ショパン : マズルカ ロ短調 Op.33-4
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湯浅譲二 : プロジェクション・トポロジク - Projection 1
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湯浅譲二 : プロジェクション・トポロジク - Projection 2
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湯浅譲二 : プロジェクション・トポロジク - Projection 3
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - 序曲
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - クーラント
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - ガヴォット I & II
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - パスピエ I & II
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - サラバンド
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - ブーレ I & II
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - ジーグ
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J.S.バッハ : フランス風序曲 ロ短調 BWV831 - エコー
国立音楽大学を主席で卒業後、コンサートや講演、CDリリースのほか、2022年は「B→ C(バッハからコンテンポラリーへ)」リサイタルシリーズに出演するなど、精力的に活動を 続けるピアニスト、瀬川裕美子。中でも画家“パウル・クレー”の作品に想いを寄せたプ ロジェクトはこれまでに4度のリサイタルと3作のCDリリースを数え、その4作目となる このCDは、クレーの絵画“Stadt Ende(都市の境界)”にインスピレーションを受け構成 された、バッハ「協奏曲 BWV978」「イタリア協奏曲 BWV971」「フランス風序曲 BWV831」、ショパン「マズルカ(3曲)」、バルトーク「ミクロコスモスより第150 ~152番」、湯浅譲二「プロジェクト・トポロジク」の全10曲を収録。
「ひとりのピアニストはいま、あえて晴れやかな「構築性」をかりつ つ、これをラディカルに透過する音響世界へ歩みだす。」
...画家 P・クレーも「パス・ピエ」を問いつづけた。門や通路を歩みぬける行為に、予定 調和など、ありえない。 ピアニスト瀬川裕美子が「構築性」に潜ませているのは、通過を めぐる存在論的な問いかけ以外の何ものでもない。
-ライナーノーツより- 前田富士男(芸術学)
2022年6月20-21日 めぐろパーシモンホール 小ホールにて収録